論文作成対策②~英文校正サービス”editage”(エディテージ)前編~

2020/08/18

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単独で博士論文を英語で書くのはやはり難しい

入学以降、英文で何とか博士論文を書き進み、月に1回程度先生に全体像を見てもらったりしていたのですが、英文の表現に関しては、常にいい顔をされた記憶がありませんでした。このままだと修了も難しいですし、仮に修了できたとしても、管理人がこの世から姿を消しても博士論文はこの世にずっと残るものですから、英文表現はしっかりしたものにしたいと思っていました。

そこで、一通り書き上げた7月中旬あたりから英文校正サービスをどこにしようか検討し、結果として”editage”(エディテージ)にお願いすることにしました。これからの内容につきましては、あくまでも管理人一個人の主観に基づくものですので、参考程度にとどめておいてください。なお、参考までに管理人が英文校正サービスの選定時にお世話になっていたサイト(研究者のための英文校正比較)も見ていただけたらと思います。

”editage”(エディテージ)とは

”editege”(エディテージ)はカクタスコミュニケーション株式会社によって運営されており、英文校正や翻訳などのサービスを提供しています。管理人は2016年より海外の学会誌に論文を投稿し始めてから、ずっとeditageのプレミアム校正にお世話になっていました。こちらのサービスの詳細につきましては上記のリンクよりご確認ください。

これまでeditageにお世話になっている理由

当初なぜ数ある英文校正サービスの中でeditageにしたのか正直記憶に無いのですが、引き続き使用させてもらっているのは、以下の点においていいと感じているからです。

  1. 営業時間が長い
  2. 納期や金額について比較的融通が利く
  3. お客様対応で不快な思いをしたことがない
  4. 研究助成金の給付や論文投稿等の情報発信などに熱心

1に関しては、平日・祝日は9:30~24:00、土曜・日曜は12:30~21:30の期間中に受付をしてくれます。再投稿時に期間が厳しい時も安心して依頼することができます。

2に関しては、例えば、校正してもらった後に、再び依頼をお願いする際に、どうしても早めの納品をお願いしたい際も依頼時に”至急”を選択すると基本的には急いで対応してくれました(もちろんこの厚意に甘えて何度も選択するのは良くないですけどね)。

また、金額につきましても、初回は10%オフだったり、会員になれば定期的にメールでクーポンが送られてきます。また、後述しますが、博士論文のようなボリュームの多い依頼に関しては交渉次第でかなり大きな値引きをしてくれます。

3は受付担当者や、校正担当者とやり取りしていて、こちらの希望をしっかりと把握し、反映させようとする方が多く。印象がいいという所が個人的に好きです。

4は40歳以下の研究者に対し助成金の給付を行うエディテージ・エッジや、論文投稿等の情報発信ポータルであるエディテージ・インサイトなどを運営しており、研究者に対するフィードバックを熱心にしています。

editageで気になるところ

いい所だけ言ってもうさん臭くなってしまうので、少しだけ気になるところというと、校正者がインド系の方が多い所になります。もちろん管理人のようなネイティブではない人の英文作成能力で言うと天と地の差があるかと思いますが、同じ英語でも使う地域によって表現方法が変わってくるかと思います。

管理人が論文を投稿するのは主にアメリカの学会誌ですので、たまに「ネイティブの方に見てもらいましたか?」というコメントを査読結果に書かれることがありました。ただし、英文校正の場合はベースとなる依頼者の英文を基にしていることもありますので、一概に校正者のせいにすることはできません。

また、editageでは仮にこのようなコメントを貰った際は、連絡してもらえたら担当者を変更の上、再校正の対応をしてもらえました。実際にこのような対応をしてもらった後に再投稿をしたら無事受理されましたので、そこまで気にすることはないかもしれません。

博士論文の英文校正依頼時は正直どこにするか迷いました

これまでeditageについて色々と書いてきましたが、博士論文でこれまで会社の業務で書いてきた論文よりもボリュームが段違いでした。基本的に文字数で料金が決まる中で、editageを含む英文校正サービスに見積もりを依頼したら、これまでの会社で書いてきた論文の場合と比較して料金の高さにびっくりしてしまいました。

これ以上書くと長くなってしまいますので、次回は博士論文の英文校正を依頼するにあたってのどの点に着目し、最終的にedtageにしたのかを、対抗馬のサービスと比較して記載したいと思います。

リカリポについて

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現在某メーカーに勤務する技術系サラリーマンで、現在妻と年長の息子の三人暮らしです。 皆さんに少しでも有益な情報を共有化できるよう努力しますのでよろしくお願いします。

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